車両回送ドライバーの仕事先 建設機械レンタル業界とは 

車両回送ドライバーの仕事には、主にレンタカー、個人車両、建機レンタル会社の車両があります。

特に高単価な車両回送の仕事は、建設機械レンタル会社からの依頼です。ここでは全国にある主な建機レンタル会社業界の特徴と主な建機レンタル会社をご紹介します。

建設機械レンタルとは

まず建設機械(建機)とは、ブルドーザーやショベルカーなど土木・建築の作業・工事に使われる機械や特殊車両のことを言います。

建設機械メーカーとしては、コマツ、クボタ、日立建機がトップ企業です。

建設機械を建設業者が使用する方法として2つあります。1つは購入して使う。2つ目はレンタルする方法です。ゼネコンなどの建設業者が建設機械を建設機械レンタル業者からレンタルし現場で使うのです。

建設機械レンタル業界は1兆円産業

建設機械レンタル業界は2010年と比較すると売上が倍増しています。

売上が伸びている理由としては、次の2つが挙げられます。

1.建設業者が建設機械の購入からレンタルに切り替えている

2.震災復興や2020年のオリンピック需要で工事が増加している

流動的な建築ニーズに対応するためには、一部のトラックなど常用する機械や車両は別として、必要な時に必要な機材をレンタルした方が導入コストや維持コストも安くなるためです。

もともとは大型機材や特殊機材をレンタルすることが多かったのですが、建設現場で使うヘルメットやショベルなどの小物もレンタルされるようになり、売上が伸びてきたようです。

3.60%の建設機械がレンタル

建設現場の約6割以上の機材がレンタルと言われていますが、レンタルのメリットとは。

1.必要なタイミングで必要な建機をレンタル

新車のブルドーザーなら新車で3,000万~7,000万円と高額です。そんな建設機械も現場によっては使られないこともあったり、逆に足りないことも発生します。そのためレンタルする方が大幅なコスト削減することができるメリットがあるわけです。

2.メンテナンス不要

レンタルなら建設機械の置き場やメンテナンスのための要員や機材など様々なものが不要になります。

3.経費で落とせる

新車で購入すると減価償却期間が5年で経費計上できますが、レンタルなら借りている期間の費用はずっと費用計上できるので、建設会社にとっては利益を残しやすいのです。

主な建設機械レンタル会社

国内の主な建設機械レンタル会社をご紹介します。

株式会社レンタルのニッケン

三菱商事の100%子会社であり、土木・建築・産業関連機械を中心としたレンタルを行う会社。
高所作業車や掘削器、発電機などの土木・建設関連機器や農林業用機械などのレンタルを行う。イベント商品、冷暖房機器および出前空調機器なども取り扱う。

WEBサイト:https://www.rental.co.jp/
所在地 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-14-2山王グランドビル
設立  1967年7月
資本金 1,225百万円
株主  三菱商事株式会社(100%)
売上高 1,180億円(2020年3月末日現在・連結)
従業員数 3,077名(2020年3月末日現在)
営業拠点 本社、3支社、17支店、246拠点

西尾レントオール株式会社

総合レンタルとして建設機械・器具全般(土木、道路、建築、高所作業用機械・機材、測量測定器等)のレンタルを行う

WEBサイト http://www.nishio-rent.co.jp/
本社 〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-11-17
設立  1959年10月
資本金  8,100 百万円(2019年3月末現在)
従業員 単体:1,965名 連結:4,135名(2019年12月末現在)
営業拠点 135カ所

株式会社 カナモト

札幌発の建設機械器具のレンタル大手で国内2位、世界で7位

WEBサイト https://www.kanamoto.co.jp/
本社所在地 〒060-0041 北海道札幌市中央区大通東3丁目1番地19
営業統括本部 〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目7番地7
設立 1964年(昭和39年)10月28日
資本金 178億29百万円
連結売上高 1,806億94百万円(2019年10月期)
連結従業員数 3,281名(2019年10月31日現在)(役員、嘱託、臨時社員を除く)
営業拠点 70カ所

株式会社アクティオ

建設機械レンタル中心に全国展開する大手

WEBサイト https://www.aktio.co.jp/
所在地  〒103-0027 東京都中央区日本橋3-12-2 朝日ビルヂング7階
設立  1967年1月10日(昭和42年1月10日)
資本金 5億円(アクティオホールディングス 100億円)
従業員数  8,106名(2019年12月31日現在)(連結)
営業拠点 390カ所

株式会社 仙台銘板

安全保安用品の販売及びレンタル、建築・土木資材・各種景観材販売を行う

WEBサイト https://www.s-meiban.com/office/
本社住所 〒 983-0013 宮城県仙台市宮城野区中野五丁目8番地の5
設 立 昭和44年6月13日
資本金 3億5千万円
売上高 335億円(2020年3月期)
社員数 780名(2020年5月1日現在)
営業拠点 60カ所

株式会社ニッパンレンタル

群馬県を本社に北関東、東北に事業展開する建設機械、車両レンタル会社

WEBサイト https://www.nippan-r.co.jp/
本社  〒371-0013 群馬県前橋市西片貝町 4-5-15
設立  1979年9月10日
資本金 721,419,500円
従業員数 正社員 241名  契約社員 10名
営業拠点 40カ所

株式会社東リース

建設機械器具の賃貸、販売をメインに、車両賃貸業務(レンタカー業務)を行う

WEBサイト https://azuma-lease.co.jp/
本社 〒358-0031 埼玉県入間市新久137番地1
設立 昭和54年11月
資本金 100,000,000円
従業員数 300名(東グループ人員 500名)
営業拠点 30カ所

株式会社イマギイレ

建設機械器具などのレンタル・販売を中心に車両レンタルを行う

WEBサイト https://www.imagiire.co.jp/
本店所在地 〒331-0045 埼玉県さいたま市西区内野本郷219番3
設立 1973年3月
資本金 98,000千円
従業員数 182名
営業拠点 20カ所

東亜リース 株式会社

東北地方を中心に建設機械、販売、リース、修理の他、車両リース・レンタルを行うWEBサイト

EBサイト http://www.toa-lease.com/
本社所在地 岩手県奥州市水沢工業団地1丁目1番地
会社設立 昭和56年8月28日
資本金 8,000万円
売上高 220億円(平成27年10月)
従業員数 182名
営業拠点 20カ所

コマツレンタル

建設機械メーカーの小松製作所が販売だけでなく、自社でレンタルを行っています。

WEBサイト http://www.komatsu-rental.co.jp/rental/index.php

建機車両の回送ドライバーがおすすめな理由

建機車両の回送単価が高い理由は、どんなビジネスでもそうですが、業界規模が大きく利益を上げている会社の方が仕事の条件が良い。ということが言えます。

同じ車両回送の仕事でも一般車のレンタカーの回送ドライバーと比較しても高い単価が設定されています。フルタイムのドライバーをやると月50万円以上稼ぐことができる業界なんです。